BIG-IP LTM セットアップガイド Office365向けOutbound通信対策編

本ドキュメントでは、BIG-IP LTMを使ったMicrosoft Office 365(以下、O365)利用環境下におけるProxy負荷軽減対策の設定方法について解説します。

はじめに

このページでは、これらのオフィシャルなドキュメントの補足となる資料や、複数の機能を組合せてソリューションを実現する方法をご紹介いたします。 F5のオフィシャルなドキュメントはこちらにございます。

本書利用環境

  • 利用ライセンスはLTMを利用
  • Inline型ではなくExplicit型のProxyとしての利用
  • ラボ作成時の最新バージョンであるBIG-IP LTM v17.1.1をベースに本書を作成
  • BIG-IPにDNSの設定含め基本設定が終わっている
  • BIG-IP LTMの基礎知識を学習する場合は以下をご参照ください。

注釈

  • 本書で設定されているパラメータは実構築環境でも同様とは限りません。
  • MicrosoftのURL内容の確認含め、動作確認の実施を欠かさない様宜しくお願い致します。
  • また、動作確認の上、実構築環境に合わせたパラメータをご用意願います。